電気代は上がり続けており、2021年からたった2年間の間に、電気代は約1.4倍になりました。
今後も上がり続けるといわれており、家計を圧迫する要因となるでしょう。
そのため、将来に備えていまから、電気代を下げる方法を学んで、取り入れていきましょう。
電気は必要不可欠なものだからこそ、賢く使って家計の負担を減らしたいね。
電気料金の仕組みについて
電気料金は、以下の4つの料金を合わせた金額になります。
1.基本料金:電力会社が契約プランごとに設定した固定料金
電気を一切使用しなくても料金が発生します。
最低料金制とアンペア制があり、電力会社により異なります。
2.電力量料金:使用した電力量に応じて発生する料金
1kWhあたりの単価×使用電力量(kWh)で計算できます。
※参考までに、一般家庭の平均的な電力使用量は以下の通りです。
一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし |
185kWh/月 | 320kWh/月 | 370kWh/月 |
自分が一ヶ月にいくら使っているかは、毎月ポストに投函される【電気使用量のお知らせ(検針票)】で確認できるよ。
3.燃料費調整額:燃料価格の変動を電気代に反映する料金
4.再生可能エネルギー発電促進賦課金:電力会社が再生可能エネルギーの買い取りに要した費用の一部を負担するための料金
電気の使用量によって、料金が決まる。
電気代を下げる方法
いまより安い電力会社に乗り換える
電力会社の乗り換えは、Webから申し込みができるので、手軽に行えます。
いま契約している会社に、解約届等の提出も不要です。
電力会社を変更することで、月2,000円~3,000円電気代が安くなるかも。
家電の見直し
10年以上前の家電は、消費電気量が大きいため、電気代が高くなります。
たとえば冷蔵庫の場合、10年前の冷蔵庫を最新のものに買い替えることで、電気代を約40%下げることができます。
まずは冷蔵庫やエアコン・テレビなど、消費電力の大きい家電を、省エネ性能の高い最新のものに買い替えるといいでしょう。
照明器具をLEDに買い替える
照明を蛍光灯からLEDライトに変えることで、リビングだけ変えた場合でも年間約3,500円の節約になります。
照明を付け替えるだけで、一部屋でこの金額を節約することができます。
3部屋、4部屋とある家庭は、全部屋LEDライトに変えるだけで、年間にすると1万円近く節約することが可能です。
また、LEDライトは蛍光灯に比べて約6.7倍長持ちするため、交換する頻度が減ります。
家電ごとに節電対策を行う
・エアコン:フィルターをこまめに掃除する、設定温度を下げる、サーキュレーターと併用する等。
・冷蔵庫:季節によって設定温度を変更する、冷蔵庫に食材を詰めすぎない、冷凍庫はパンパンに詰める等。
・お風呂:追い炊きではなく、足し湯機能を利用する。
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その他の節約術
・アンペア数を下げる(一人暮らしの場合の目安は20~30A)
・深夜の電気代が安くなる時間帯を活用する。
・炊飯器やポット・お風呂の保温機能を使用しない。
・冬場は電気代の安い暖房器具を使う。
・窓にプチプチなどの断熱材を貼る。
・加湿器を使用せず、部屋干しで湿度をあげる。
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まとめ
電気代を節約する方法は、たくさんあるので、自分にあったムリなく続けられることを、実践していただけたらと思います。
まずは、電力会社の見直し・家電の買い替え・LEDライトに付け替えすることをおすすめします。
これらは一度行ってしまえば、その後は勝手に節約になるので日々の負担がありません。
値上げが続いて家計は苦しくなりますが、上手に節約をして乗り越えていきましょう。
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